三重テレビ『おっ!TV』2022年1月8日放送

創業時から受け継がれる伝統的な技法を頑なに守り続けています。
4代目当主は「昔からのものをそのまま伝えるのが、伝統工芸」というのが持論で、既製品を一切使用せず、一から十まで安全なる手作り。
もちろん、受注生産なので、作り置きはありません。
一番良く売れるのは、昔からある花手桶だそうです!

東海道47番目の宿場町、亀山市関宿。
今日、久しぶりに来てみると新しいお店が増えています。
人の賑わいも増えつつあるような気がしますね。

 

今回、この歴史深い町で見学するのは、昔ながらの製法で作っている『桶づくり』!
見て、学んでみたいと思います。

 

こちらですね!
明らかにこちらです。
『桶重』さんです。

 

なんだか声をかけづらい雰囲気ですが…。

こんにちは!
ちょっといいですか?

「あ、はいどうぞ〜」

良い人だ!

 

桶重さん。
すごいです!
仕事場なんですが、僕らから見ると昔ながらの落ち着いた雰囲気です。
こういう雰囲気の中、ずっとやっていらしたんですね。

 

これは何ですか?

「『寺桶』といって、正月に神棚の横に置くものです。
神事に使います。

と、『桶重』四代目の服部健さん。

米櫃なども扱っているんですか?

 

「米櫃などはあまりなくて、最近多いのは『半切り桶』『寿司桶』。

 

『花手桶』なども人気のようです。

 

「ウチは『サンダー』というペーパーを使いません。
なので、どうしても傷がつくんですよ」

 

「刃物で表面を整えることで、木の繊維がきれいに残り、水に強くなります」

なるほど。

 

ここは歩いている人に覗いてもらう事が多いと思いますが、コロナで人は減りましたか?

「いや、あんまりそうでもないね」

海外の人はどうでしょうか。

「もともとあまり来ないからね」

あ、そうなんですね(笑)

 

「声をかけにくいという部分もあるかな、多分」

 

怖い顔をしているのかな?

「わからん。
話をしても、怖いという人はいるけどな…でも、そんなことないんだけどな」

ということなので、みなさん、前を通ったら気軽に話しかけてみてください!

・・・こうして、まだまだ、おっちゃんYouTuberの『おっ!』探しは続きます。

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